例えば、次亜塩素酸ナトリウム液を多用して壁面がもろくなり、台車などでぶつけて破損する。 すると、その側面などは大概汚水が付着した状況になり、恰好の生息箇所となりがちです。, 加熱と冷却が繰り返される食品製造、調理の世界は、ドレン水が必ず生じます。 なので、これを見つけることが重要となります。, では排水系統はどのようなところに注意すればいいのでしょうか。 最初からそれを考えずに設計したことの、構造的なミスです。, 洗浄機もまた、虫の発生要因になりやすい機械です。 ですが冷蔵庫や冷凍庫の基礎のコンクリートはその冷気を通してしまいがちです。 だからそこから入ってくる虫について、「外部から侵入してくるリスク」という意味で「外部侵入」というわけです。, 例えば工場のなかに排水桝がある。 何ならこないだ、また新たに見つけてきたばかりです。 そうそう、みんなが知っているわけではない。, 排水の溜まっている場所がチョウバエの発生源になりやすいですよ。 それは、目線が甘いからです。 冬に暖房を付けた自宅にいると、窓に結露ができますよね。 重いものや機械や作業テーブルなどが置かれていませんか? 「中が赤いローストビーフ」と「レアな牛100%ハンバーグ」。 しかもこうした作りになっていることが多く、上から見た場合に死角になってしまうこともままあります。, チョウバエにせよ、多くの虫は流れの強い場所に卵を産みません。 例えばエアコンなどのドレン配管です。 ですが多くの場合、そこに問題はありません。 そこにチョウバエの幼虫がいるので、スプレー剤とLED懐中電灯で調べてみてください。 あるいはトンネルフリーザーなどの、フリーザー。 うん、知ってる。 プロに聞く、衛生管理... 皆様、こんにちは。 虫の発生源(あるいは侵入経路)の究明というのは、一般の人ではなかなか判るものではありません。 なので間もなく死滅していきます。, ところが、ある生息条件が揃う虫のみ、工場の環境に適応し、生き残ります。 ダダ漏れというか、ザーザー流れていましたからね。 チョウバエにせよ、排水溝におけるコバエなどの発生要因は、ある局所的な問題箇所があって、そこで生じていることがほとんどです。 配管が走っていれば、清掃の邪魔になります。 衛生管理アドバイザー、防虫管理コンサルタント。 と、その前にイヤーな梅雨の到来です。 ここも定番中の定番の、チョウバエ発生源です。, まず、シンク周辺からチョウバエが発生している場合、そのほとんどはシンク下に問題があることが多いです。 まあそれもそれで「どこから侵入しているのか」を潰さなければいけないのでそんな単純なものでもないのですが(後で話に出ます)、少なくともドアやシャッターなどから入ってきている虫は、工場や店舗の中で長らく生き残ることが出来ません。 今回のお話は、そちらの話を前提として書いています。, チョウバエの発生源、と言われて一番最初に怪しまれるのが排水溝と排水桝。 「プロが本気で教える衛生管理」を、毎日皆様にお教えいたします。, 「工場や店舗の現場で起こりやすいこと」、「実際に起こったこと」を例題事例とし、その要因や現場に即した対処方法を、お教えしていきます。, なおチョウバエに関しての解説は前回たっぷりといたしましたので、そちらを参考にしてみてください。, チョウバエ。 今回はこのチョウバエの完全駆除の方法を教えたく思います。, 「内部発生」というのは、工場や店舗の中に入ってきた虫が、ただ入ってそこにいるだけでなく、卵を産んでそれがかえり、幼虫になって、蛹になって、また成虫になり、そしてまた新たに卵を産んで…と繰り返され、工場や店舗の施設内で繁殖が行われることを言います。, 内部発生の怖いところは、繁殖しているその供給源、「発生源」というのですが、それを潰さないと問題がいつまでもおさまらないことです。 (排水の流れが弱い場合には、排水内でも幼虫が生息しています。), 同様に、排水桝なども側面が一番危なかったりします。 ちょろちょろと流れるがゆえに、盲点だったりするので何気に厄介だったりします。, 盲点だったりするのが、靴洗浄機などの何かを洗浄するのに水を使う機械、あるいはジェットタオルなど水を弾いて乾燥する機械の内部です。 さすがに「マジかよ!?」と、呆気にとられましたね。 温水は使ってますか? シンクの厄介なところは、下を覗き込みたくない作りになっているところです。 こんなケースもよく見ます。 これが、虫というリスクに対しての「外部侵入要因対策」です。, そしてこのことは、管理が及ばない下水道などに対しても同様です。 お気軽にフォロー下さい。 「どんな工場、飲食店だって、一流企業並みの衛生管理を構築することが出来ます」 この機能は、大概の排水配管に付けられています。, しかしこれが長期使用しないでいると、どうなるか。 ではなく、濡れているけれど滞留しているところを探すのです。, そういう意味で、例えば排水溝の側面だったり、グレーチングの裏だったり、床面とグレーチングの接触面だったり、カーブ箇所だったり、勾配が弱くなっているところなどは、恰好の生息場所です。 それが今回の話の基礎知識になります。 だから清掃も水切りも、大概甘くなります。 これは、管理領域内です。 これらが汚水の滞留を生じさせ、発生要因となっていることがままあります。, またチラーの排水は結構な栄養分を含んでいたりします。 チ� 逆に言えば、空気は冷やされると水分を含むことの出来る量が減ってしまうものなのです。, さて、それでは暖かい空気が冷たいものに触れた場合、どうなるでしょうか。 ですが余りに日常の光景になりすぎて気づかない。 水封の水位が下がってしまい、その機能が切れてしまいます。 水がたまっているところを探してください。 そんな事例を数多く出して、現場で使えるテクニックとしてご紹介します。, 改めまして、皆様こんにちは。 またそのドレン水が受けきれず漏れて床面に垂れていたり、或いは床面に放流っぱなしだったり、排水管に流れるはずが漏れていたりなど。, 同様のことが、多くのドレン水に言えます。 その下が洗浄出来ないので、放置されています。 ぼくなら、まず天井裏にサーキュレーターを置いて、空気を撹拌してあげることを提案します。 水洗式トイレにはいつも水がたまっていますよね。 チョウバエは水のある場所のスカム(ヘドロのようなもの)に卵を産みつけ、幼虫もそこで育ちます。ユスリカは比較的きれいな水の壁面に卵を産みつけ、幼虫は水底で育ちます。 発生源がお店の敷地内であれば幼虫対策を行い、根本的な防除をすることが大切です。 チョウバエ発生場所. 自他共に認める、「衛生管理の、プロ中のプロ」。 今回、次回と二回に分けて、食品工場の照明... 飲食店、あるいはコンビニなどの食材の中に、プラスチック・合成樹脂が混入していた。 そしてひじきみたいな、黒くて細いチョウバエの幼虫も ... コバエがコロリ コバエがいなくなるスプレー [13.2mL] Amazon(アマゾン) 730〜2,270円 . まあ、これはわかりやすい例ですね。 夏本番を迎える前に、今のうちに対応していたおくべきですよ。, 以上、このように、このブログでは食品衛生の最新情報や知識は勿論、その世界で長年生きてきた身だから知っている業界の裏側についてもお話しています。 これは「外部侵入」です。, ではこうした、チョウバエの内部発生に一見似ているような、外部侵入要因にはどのようなケースがあるのでしょうか。 何時間もかけて調査し、「ここか!」というのが虫の発生源です。 ですから、そこでチョウバエが発生すれば「内部発生」です。, ですが、上の図のように排水管を引っ張って、工場の外部、敷地のどこかにグリストラップがある。 そして生じるのが、「結露」です。, 夏にキンキンに冷えたビールを頼むと、グラスの廻りに水滴がついてますよね。 虫もそいつらが食べる餌もみんな、水で流されてしまうからです。 しかもこれらは温水を使うことが多いため、冬季でもチョウバエなどの発生要因となるのが厄介です。, また野菜洗浄などの工程で用いられる場合には、機械の足回りや裏側などがしばしばチョウバエやユスリカなどの発生要因となります。, 壁の中で、チョウバエが発生している。 わらわらと幼虫が存在し、成虫がふわふわその付近を飛んでいる。 ご家庭の主婦さんならさておき、食品工場や飲食店の防虫管理において微塵の価値すらもありません。, 排水溝にカーブはありませんか? しかもその壁をシンクが目隠ししてるんですよ? 流れる水ではなく、「貯まる水」が「常時そこにあって」「しかもそれが餌になる」から発生するのです。, そして。 この巾木やアールがしっかりシーリングされて隙間をなくしているならいいのですが、そういうときばかりではない。 マジかよ、と思うかもしれませんが、結構な頻度でこれ、見ます。, とにかくチョウバエの発生なんてものは、現場の分だけ事例があるので題材にこと欠きません。 いずれにしても、「水を貯める」「水を流す」「水を使う」機能があるものです。, こうした「排水」が生じる機械というのは、チョウバエの発生要因となりやすいのに意外と盲点だったりするものです。, こうした工場内や厨房での「内部発生」が見られる一方で、「外部侵入」によるチョウバエの生息、捕獲がみられることもあります。, しかもこういう場合は、結構厄介です。 例えば巾木やアール、その他のカバーなどで隠されている。 餌は豊富だし、流される危険もない。 ステム), ハニカム防虫ファンAC(業務用不快害虫殺虫器), ニューパルサー(自動殺虫剤噴霧器), ピオニーα-200型(屋外用電撃殺虫器), ウルトラベープPROセット(業務用不快害虫駆除器), PGガード(窓ガラス用殺虫剤). 重ねてになりますが、前回の「チョウバエの発生源の調べ方」をお読み頂いたでしょうか。 グレーチングを置く排水溝の、フチを見ましたか? チョウバエは細菌の運搬役を担います。ときに幼虫が人体の一部に寄生して、思わぬ障害を引き起こすことがあるので注意が必要です。チカイエカは無吸血でも1回目の産卵をすることができます。近似種で吸血せずに虫殖が可能なアカイエカという種も近年問題になっています。 ですが、都心の工場は違います。 手洗いや流し場ですね。 そんなプロの技を、一番わかり易い「チョウバエ」という例を使って、今回は特別に教えます。 冷気が生じるので、この周辺は結露、カビの温床となっていることがままあります。, これはチョウバエより寧ろチャタテムシなどの食菌性昆虫にバカみたいによくあることなのですが、冷蔵・冷凍庫の下は問題が起きやすい典型です。 結果、なんと天井裏で結露水が滞留する、なんてことも少なくありません。, ではこういう場合、どうするか。 またそれ以外にも、ベルトラップにヒビが入っており、隙間が生じていた、なんてこともありました。, 床面の排水管に、蛇腹ホースなどでジョイントしている場合、その隙間からチョウバエが侵入している。 こんなケースも、案外多いものです。 これは一回トラップを外してみないと判らないので、なかなか見つけづらい問題です。 それは、暖かい空気と冷たいものが接するからです。, 空気というのは、水分を含んでいます。 勿論、ありがちなことも多いので、ご自身の工場や厨房にそういった箇所、あるいは似たような状況がないか思い出しながら、読んでみてください。, まず、チラー。 食中... プロに聞く、衛生管理&防虫管理Q&A。 よく見る光景です。, 続いての「あるある」は、排水溝の側面です。 ※2 使用環境により効果は異なります, 幼虫を発見したのにその場に殺虫剤がなかったときは、熱湯をかけて退治する方法もあります。風呂場の浴槽下や排水口に幼虫がいたら、熱湯をかけて流します。ただし、熱湯をかける方法は一時的な対処法なので、後でしっかり殺虫剤を使用しましょう。, チョウバエは、排水口や生ごみだけでなく、排水管の中で繁殖してしまうと退治に手間がかかってしまいます。チョウバエの被害に遭わないためにも、定期的に排水管の清掃を行うようにしましょう。, もし、チョウバエが発生してしまったら、発生源を一か所だけに限定せずに疑わしい場所はすべてチェックすることが大切です。退治方法を間違えて、長い間チョウバエに悩まされないようにするためには、水回りの清掃を一気に行うと解決への近道になるでしょう。, アリガタバチが発生する原因とは?アリガタバチの習性を知って対策しよう 空調のドレン水、冷蔵庫のドレン水、チラーのドレン水など、必ずドレン水が生じるものです。, 例えばチラーのドレン受け。 「腐った牛乳を飲んだけど、食中毒にならなかった。そ... 先日10月18日は、「冷凍食品の日」でした。 そこで、それらが流れる排水からもチョウバエの発生がしやすくなります。, 先のとおり、温度差から結露は生じます。 しかもドレン水の水量は少ないので、虫の侵入がたやすいことが多いです。, チョウバエも勿論なのですが、こういう場合、ショウジョウバエやノミバエが侵入する、というケースをよく目にします。, ぼくの経験では、床置きエアコンのドレンからチョウバエが侵入し、送風と一緒に吐き出されていた、なんてこともありました。, 排水桝に、ベルトラップ、つまりベル型の封水トラップがある。 その場合、その下に空間が生じ、そこに結露水が滞留し、チョウバエをはじめとする虫の発生要因となることが多くなります。 水を吸って放置されているので、何を況や、ですね。, あとぼくの経験では、「オーバーフローがただのシンクに開けた穴だった」という事例もありました。 今回も、ネットでも何... 最新の食品業界ニュースから気になった話題を定期的にピックアップし、食品衛生管理のプロの目線... 「なぜなぜ分析」ってご存知ですか? なのにチョウバエの生息をよく目にする。, こういう場合、その水封トラップ自体が壊れている、外れている、機能していなかった、そんなケースもあります。, 以前、そのような食肉工場に行って調べてみたら、封水トラップのパッキンが外れており、水封が機能していないことがありました。 水中に卵を生むチョウバエも例外ではありません。, 多くの人は、排水溝に問題がある!と思って、その真ん中に発生源を探します。 生き残って子孫を増やそうとします。 そんなプロ中のプロである身が、「こういう場合がある」というのを事例として紹介しましょう。, 然るに「事例」というのは、経験知を知る最大の近道です。 この場合、壁と床との間に隙間があり、それを巾木やアールが目隠ししている場合がよくあります。 まずはここからいきましょう。, ですが、ただ排水溝を見たところで、なかなか問題なんて発見できないことが多いもの。 今回はそんな、20年以上の現場のプロが、どんな事例があり、どんな場所にチョウバエの発生源を見つけたか、そんな「生きた情報」をお伝えいたします。, おっと、今回の記事を読む前に。 水の流れの生じているところに、発生源はありません。 そんなん、誰でも知っている。 2階に冷凍庫などがある場合、夏場などは天井裏の暑い空気と冷蔵庫の底面がぶつかって結露が発生することもあります。 ただ排水溝をいつまで眺めたって、問題は探せません。, というのも、排水溝全面で一斉に問題が生じていることは、少ないというかほとんどないからです。 場内で洗濯機を使っている場合も、同様です。 こういうところが発生源となります。, それから割と多いのが、シンクの下にスポンジやダスターが落ちているケース。 わらわらと幼虫が存在し、成虫がふわふわその付近を飛んでいる。 こんな状況が発生源なので、確かに難しいとはいえ、可視化されているので頑張れば見つかります。 ぼくはこの道20年以上のプロです。 チョウバエの発生源なんて、数百回見てきました。 結果、ここに下の外気との温度差が生じます。, 地方や郊外の工場などは一般的に平屋のところが多いので、それほど問題にはなりません。 というのも、冷蔵庫、冷凍庫メーカーは、側面に対する断熱についてはかなり考えているけれど、基本的に上下への断熱についてはそれほど考えていないからです。, 冷気はどうしたって下に向かいます。 「元々ハイレベルな日本の食品の安全・安心を、より広く、より高くさせること」が、私の使命だと信じています。, 食品安全や食中毒、リコール情報などを毎日チェックしています。 というのも、「外部侵入」とは、何も建屋の緑地帯や駐車場などで生息している虫が、ドアやシャッターから侵入することだけではないからです。 というわけで、今回は実は結構ややこしいこの... いよいよ夏本番。 高薙食品衛生コンサルティング事務所です。 ここでチョウバエが発生し、排水管を登って工場内に入ってきた。 そんな... 皆様、こんにちは。 無論、これを読んだ後でも構いませんが、ぜひ一度目を透しておいてください。 こんなものは、言ってしまえばクソみたいな情報です。 しかも一見、「これは内部発生要因なのか!?」と考えてしまうことがあります。, そう、例えば下水に通じる配管などから侵入する。 これは排水由来の虫のセオリーです。 品質管理から製造管理、いや製造業のみならず今では幅広... 時々ネットなどでも見かけますが、「大腸菌群」と「大腸菌」を一緒くたにしている人がいます。 ... 「世界食品安全イニシアチブ(Global Food Safety Intiative)」こ... 冬なのに、他の虫は余り生息していないのに、何故かやたらとユスリカだけが多量に捕獲される。 ... 食品工場の衛生管理、防虫管理、異物混入対策、食中毒対策、HACPP認証対策の一流専門家。年季と知識が違います!, 雪印メグミルク「すこやか」の異物混入・自主回収から見える、液体ミルク解禁と乳業業界の動向②, 雪印メグミルク「すこやか」の異物混入・自主回収から見える、液体ミルク解禁と乳業業界の動向①, NHK「ためしてガッテン」の「家が虫を吸い込んでいる」が防虫対策の神回だったので紹介する, 【本当はヤバいウンカ】猛威を奮うトビイロウンカの知られざる真実③:ウンカは何故増えたのか, 【本当はヤバいウンカ】猛威を奮うトビイロウンカの知られざる真実②:ウンカはどこから来るのか, 10月10日は「ポテトサラダの日」なので、サラダの食中毒を考えながらポテサラを作ってみた, じゃがりこ異物混入回収について、専門家が売場のじゃがりこ全種買って食べながら考察した②, 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チョウバエは、卵、幼虫、蛹までの間は汚水や汚泥が溜まっているジメジメとした場所で成長します。成虫になると羽が生えますが飛ぶ力が弱いため、卵から蛹の間に育っていた水回りの近くに生息することがほとんどです。成虫になると昼間はあまり活動せず壁などに張り付いていて、暗くなると活発に動き始めます。, 日本に生息するチョウバエは、およそ70種類が報告されています。その中で、家や飲食店などで繁殖する種類は「オオチョウバエ」と「ホシチョウバエ」の2種類です。, オオチョウバエの成虫は、体長が3~5mm程度で灰黒色です。成熟すると体長が10mmになることもあります。体や羽全体に毛を帯びていて、羽の端に8つの白斑があるのが特徴です。分布地は全国ですが、北海道での発生は比較的に少ないです。, ホシチョウバエの成虫は、体長が1.3~2mm程度で灰色です。羽には5~6個の黒斑があります。分布地は全国に生息します。, チョウバエが発生する原因は不衛生な環境です。チョウバエの成虫や幼虫は、有機物を多く含んだ汚泥や排水口のぬめりなどを餌にします。そのため、生ごみ、石鹸のカス、人の垢などを残したままにすると、チョウバエは餌場として卵を産み繁殖します。, チョウバエは排水管の中でも繁殖します。繁殖したチョウバエの幼虫は、下水の悪臭やガスを遮断するための排水トラップを通過して排水口に現れます。チョウバエの発生源が分からないときは、排水管の中が原因である可能性が大きくあります。, 家の中でチョウバエが集まりやすい場所は、トイレ、風呂場、洗面所、キッチンです。それぞれの場所で、チョウバエが発生しやすいポイントをまとめました。, トイレにチョウバエが繁殖したときは、まずトイレタンクの中をチェックしましょう。また、トイレからの匂いがあると、窓の外から寄ってくる可能性があります。, 風呂場は、石鹸カスや垢が溜まりやすい排水口や排水管の中が発生しやすい場所です。次に疑わしいポイントは、浴槽の下です。浴室と浴槽が一体化している場合は問題ないのですが、分かれている場合は浴槽の下に汚水が溜まっている可能性があります。, 浴槽の下を見るには、エプロンと呼ばれる浴槽の側面カバーを外して確認します。浴槽の下は暗くてジメジメしているので、チョウバエが繁殖しやすい場所になっています。, 洗面所で疑わしいポイントは、「オーバーフロー」と呼ばれる洗面台から水があふれないようにするための穴です。, 洗面所に洗濯機を置いていたら、洗濯機を設置するための防水パンの排水口に注意しなければなりません。防水パンの排水口は、あまり掃除をしない方が多いのでチョウバエが発生する原因となりやすいポイントです。, キッチンの排水口や排水管は、生ごみやぬめりが溜まりやすい場所なので、チョウバエが特に発生しやすい場所です。ほかにも生ごみを溜める三角コーナーは、常にきれいにしておかないとすぐにチョウバエが卵を産み付けてしまいます。, チョウバエは、1匹あたり200~300個の卵を2~3回に分けて産みます。卵から2~3日で幼虫となり1~2週間で蛹になります。蛹から成虫に成長するには2~3日程度です。成虫になると、1~2週間ほど活動して一生を終えます。, チョウバエが活動する時期は5~10月ごろになっています。特に、気温が25~30℃になると活発に活動します。チョウバエも蚊と同じように、35℃以上になると活動が鈍ります。そのため、猛暑が続く8月はいったん発生数が少なくなる傾向にあります。, しかし、単に活動が鈍くなるだけで死滅する訳ではありません。そのため、気温が落ち着く9月ごろになると、また活発に行動します。, 家の中で、年中暖かい場所があるとそのまま繁殖を続ける可能性があります。オープンキッチンといったリビングと一緒にある台所や、暖かい室温を保てる洗面所などでは、人が過ごしやすいのと同じようにチョウバエも過ごしやすい温度です。場合によっては越冬する可能性もあるので注意しましょう。, チョウバエによる被害は、蚊やダニのように吸血をしたり感染症を及ぼしたりする害はありません。ただし、チョウバエの発生する場所が不衛生な環境なので、食品などにチョウバエが混入すると衛生的でなくなります。食卓に出される食べ物や、保存して置いたお菓子の袋などにチョウバエが侵入してしまい、知らずに食べてしまう恐れがあります。, ハエ症とは、ハエの幼虫が人の体内に侵入し、消化器官や気道、泌尿生殖器、眼瞼に寄生してしまい、腹痛や下痢、炎症といった症状を引き起こす病気です。, チョウバエの幼虫が人の体内に入り込み被害を及ぼした症例は、数少ないのですが実際にあります。例えば、富山市に在住する69歳女性の膀胱炎患者から、泌尿生殖器系に寄生していたと思われるオオチョウバエの幼虫を尿中から発見したという報告があります。, チョウバエは、稀ですが人の口、鼻、瞼などに卵を産み付けます。チョウバエは暗い中で活発に活動するため、人が寝ているときに卵を産み付け、その卵が体内に入ってしまい成長してしまいます。, チョウバエの幼虫が消化器や泌尿器などに寄生した場合、尿などと一緒に出てくる場合があります。尿などに幼虫が混じっていたり、原因が不明の下痢や腹痛、のどや目の痛みや炎症が現れたりしたら、医療機関で調べてもらいましょう。, チョウバエは不衛生な場所に発生しますが、発生している場所が分からずに悩まれる方が少なくありません。また、発生源が一か所とは限りません。例えば、トイレで発生したチョウバエを退治しても、次は風呂場やキッチンから発生し、被害が長く続くケースが数多くあります。チョウバエを発見したときは、疑わしい場所を一か所だけでなく全てチェックするようにしましょう。, チョウバエを発生させないためには、日々の清掃が大切です。チョウバエの発生源が分かりやすい、排水口や生ごみの清掃はもちろんですが、トイレ、風呂場、洗面所、キッチンで目の届かない場所も清掃するようにしましょう。, 排水管の中は、どうしても汚れがついてしまいます。毎日きれいに清掃できればいいのですが、排水管の清掃は手間がかかります。そこで、なるべく排水管を汚さない工夫をすると良いでしょう。, キッチンで流す細かな生ごみや風呂場、洗面台で流れてしまう髪の毛を、排水口に設置した網でキャッチしてなるべく排水管へ流さないようにしましょう。小さな作業かもしれませんが、排水管を汚さないためにはとても効果的です。, フライパンなどの油汚れは、水や洗剤で流す前にペーパーなどでできるだけ拭き取ってから洗うようにしましょう。油は排水管の周りに付きやすくヘドロの原因となるので、なるべく流さないようにしましょう。, 排水管の清掃は、市販のパイプクリーナーを使います。パイプクリーナーには、液状タイプ、錠剤タイプ、ジェルタイプがあるので、どのタイプが合っているか試してみるとよいでしょう。, パイプクリーナーの清掃で汚れが取れない場合は、1mほどの長いワイヤーブラシを使います。ワイヤーブラシはホームセンターなどで販売しています。, チョウバエは、トイレや生ごみの匂いに誘われて窓の外から侵入するケースがあります。トイレや風呂場などの水回りに近い窓は、網戸を忘れずに閉めておき虫よけ剤を散布すると良いでしょう。, チョウバエを退治するには、チョウバエに効果がある殺虫剤を使います。殺虫剤の種類には、成虫に効くタイプと幼虫に効くタイプの2つがあります。チョウバエを発見したら、成虫だけでなく幼虫にも効くタイプの殺虫剤を使用して、部屋の中にいる成虫や排水管の中などにいる幼虫を退治しましょう。, フマキラーの『コバエワンプッシュ プレミアム』は、コバエ捕獲器では取れにくいあらゆるコバエ(※1)がワンプッシュでいなくなります。またゴミ箱や三角コーナーなどコバエの発生源にスプレーしておけば、コバエの発生を2週間予防(※2)できます。