シリンダーにオイル滲みが目立っていませんか。その場合、オイル漏れになってしまうリスクも高くなってしまうので、シリンダー部分のシールを交換することが必要です。そこで、本記事では、初めての方でも優しく理解出来るようにシリンダーをオーバーホールする方法をご紹介しています。 マロール製油圧シリンダのシャフト曲がりの修理です。修理にかかった瞬間に、悩みが。シリンダ本体と油圧ホースを接続するサイドブラケットが、差し込んで接続した後に、… マロール株式会社ホームページ. 朝早くに、おはヨーグルト(;一_一)失敬(;o;)こいつは船の舵を動かしているジャッキです。知り合いの業者さんの依頼でシール交換と固定部分のジョイント修理を行います。とりあえず分解。こいつが固定部分のジョイントなのですが穴が楕円形になっています。 オイル滲みが目立つようになってくると、あっという間にオイル漏れになってしまうリスクも高くなってしまいます。, そのような場合には、まず、シリンダー部分のシールを交換してみましょう。ほとんどの場合はにじみが止まります。, ですが、シリンダーをオーバーホールするとなると作業が細かく、手順についても迷いがちではないでしょうか。, そこで、本記事では、初めての方でも優しく理解出来るようにシリンダーをオーバーホールする方法をご紹介しています。, なぜなら、一度作業に入った時に工具を探そうとして中断すると、手順を間違えたり部品を無くしてしまったりする可能性があり得るからです。, そのため、作業前に、あらかじめ必要な工具を準備しておくとスムーズに作業がはかどります。, シリンダーケースに付いているヘッドカバーを取るために、フックレンチやパイプレンチなど力をかけて回転させやすいレンチを用います。, ハンマーには金属製が多いですが、可能であればシリンダーや部品を傷つけないためにも木製や樹脂のハンマーを選ぶとなおよいでしょう。, マイナス・ピンドライバーは、本来の使い方ではなく、細かな部品を、てこの原理を使って外したり、シールをシリンダーへ入れたりする際に使用することで作業がしやすくなります。, シリンダーケースからヘッドカバーを外すと、内側に溜まっていたオイルが出てくることがあります。そのため、作業の際には受け皿を準備しておきましょう。, シリンダーやロットにサビがついている場合、取り換え時にサビを落としてお手入れするのが良いでしょう。, 1500番~2000番くらいの目の細かな物を用意しましょう。あまり目の粗い物を使用すると、逆に傷を付ける可能性がありますので、注意して下さい。, シールを組み入れる際に、オイルやグリスなどを塗りながら行うと潤滑性が増して交換しやすくなります。また、シール自体の傷防止にも繋がります。スムーズに作業を行うために用意しておきましょう。, シールはとても繊細な部品です。特に新品の部品を取付前に傷をつけないように気をつけましょう。そして、外したシーズを外した順番に布の上に置くと、交換がスムースです。, それではシリンダーをオーバーホールする方法について手順を見ながら解説していきましょう。, ただし、機体によっては今回ご紹介する方法とは異なる手順で作業をするものやシリンダーのオーバーホールに専用工具を使わなければならなかったりするものもあります。, 運転席前面の腕の部分には主に3つ以上のシリンダーが使われており、機体に近い方からからブームシリンダー、アームシリンダー、バケットシリンダーが使われています。(オフセットシリンダーを装着している型式もあります), そして腕以外にも、排土板を動かすブレードシリンダー、腕全体をスライドさせるスイングシリンダーがあります。, 大型の機体の場合は、1カ所にシリンダーが2本ずつ使われている物もあります。(2本使われている場合、左右のシリンダーの構成部品は同じであることが多いです), ホイールローダーは、バケットを上げ下げするリフトシリンダー(またはブームシリンダー)、バケットの向きを変えるダンプシリンダー(バケットシリンダー)があります。, フォークリフトは、傾きを変えるチルトシリンダー、上げ下げするリフトシリンダー(あるいはマストシリンダー)。そして、タイヤの内側にはステアリングシリンダーが使われています。, ご自身の機体のどの部分にシリンダーが使われているのか不明な場合は、メーカーや取扱店に問い合わせてみるとよいでしょう。, 本体からシリンダーを取り外したら、次はシリンダーのキャップの様なシリンダーヘッドを外します。, 型式により、ヘッドカバーにトメピンや爪がある場合がございます。これに気がつかずに無理に回してしまうと、損傷させてしまう場合があります。回す前にトメピンなどがないかどうか、よく確認しましょう。, また、回らない場合は、トメピンを見落としている可能性があります。少し回しても回らない場合は、無理に回さずに、トメピンの有無を再度、確認しましょう。, そして、トメピンがないこと、あるいは外したあとはいよいよ、ヘッドを回します。内部の圧力のためヘッドは硬く締まっているので、フックレンチやパイプレンチを使ってゆっくりと外しましょう。, ただし、無理な力を入れると怪我をする恐れがあるので、くれぐれも慎重に作業を行ってください。, ヘッドカバーを勢いよく外すと内側からオイルが飛び出る恐れがあるので、作業時には下に受け皿を敷いて汚れないように気を付けましょう。, ヘッドカバーが完全に外れたら、次はロット(真ん中の太い棒)をシリンダチューブから引き抜きます。, 作業床面に受け皿を置いたままで、ヘッドカバーを上に置き、オイルによる汚れを防ぎましょう。, ロットは、シリンダチューブに収められているので、そのまま、まっすぐに引き抜きましょう。そして、ロットを引き抜いた後は、ロット下部に付けられているボルトを外します。, その際、ボルトの種類によって、留めるためのロックピンや爪が設置されているため工具を使って外してください。, ロット下部についているボルトを外し、ロットからヘッドカバーとピストンをゆっくりと引き抜きます。無理に力を入れるとゆがんだり、曲がってしまう原因となりますので丁寧に扱いましょう。, また、外した部品は放置しておくと転がってなくなったり、傷がついてしまう可能性があるので無くさないように保管して下さい。加えて、外した順番に部品を並べておきましょう。そうすると新品を装着後、戻す際に部品を装着する場所がわかりやすくなります。, 日常的に機体を使用していても、ロットを確認する機会は稀なため、オーバーホールと同時にロットの状態を細部までチェックしておくとよいでしょう。, ロットが長期の使用で歪んで形状が変わっていた場合、シリンダーからオイル漏れが生じる原因のひとつにもなりますし、知らない間に損傷していることやサビがついている可能性もあります。, このとき、ヤスリは目が粗いものを避け、1500番~2000番くらいの目が細かい種類を選びます。小さなバリやキズが気になる場合もヤスリをかけることで解決します。, このとき、強い力を加えてヤスリをかけるとロットがゆがんでしまう恐れがあるため、力を加減して行いましょう。, また、ヤスリをかけても消えないほどのキズであれば、専門業者に依頼して修理してもらうことも視野に入れる必要があります。メッキをはがさないように気をつけて下さい。はがれてしまうと、シールを傷つける可能性や腐食を生むがあります。, 作業においては、ヘッド側のシールだけでなくシリンダー側のシールも同時に交換する方が効率よくシリンダーへの負担もかかりにくくなります。, 作業工程から見ても同時にすべてを交換する、ヘッド側セットとシリンダー側セットのフルセットでの交換を強くおすすめします。, なぜなら、片側だけしか行わなくても、作業工程にほとんど差がないこと。新旧の部品が存在すると、新品の部品を使用している方の密閉率が上がり、古い部品かかる負荷が増加します。そのため古い部品の消耗が早まり、オイル漏れなどの原因につながるからです。, 次に、交換する新しいシールを並べておきましょう。この時、下記のように交換する順に並べ替えておくと作業がやりやすくなります。, マイナス・ピンドライバーをシールと本体との隙間に差して、外していきます。外した部品はパーツクリーナーできれいにメンテナンスし、付着しているサビはヤスリで取っておきましょう。, 手ではめにくいところはマイナス・ピンドライバーなどを使って取り付けます。シールの次はロット用パッキン、リングなどを装着します。使用するシールによってはサイズが似ているものもあるので、間違えないように取り付けます。, また、材質によっては伸びる素材のものなどさまざまです。取り付けやすいように事前にオイルやグリスを塗っておくと装着しやすくなります。, 熱いお湯につける・熱風に掛けるなどで、素材自体を柔らかくして、作業が行いやすくなる場合もあります。シールを装着時に傷をつけないように気をつけましょう。, シールの交換が済んだら、ロットにヘッドカバーとピストンを取り付け、ボルトで下部をとめます。, この時、歪みが出来ないようにまっすぐに取り付けましょう。また、ロックピンや爪がある場合は、しっかりと固定します。, ヘッドカバーとピストンは事前に状態をチェックしておき、表面を撫でてみたときに目立つキズやサビの付着があればヤスリをかけて滑らかにしておきましょう。, ロットを収めるときは、曲がったりキズがつかないように慎重に行います。ロットが収まったら、シリンダチューブにヘッドを取り付けます。ヘッドカバーを固定するためのピンロックや爪がある場合は、外れないようにしっかりと取り付けて下さい。, 無理に行うとキズがついたり曲がってしまう原因となるので、まっすぐ水平に取り付けるようにしましょう。, 作業に慣れておらず取り付けが難しいと感じるときは無理をせずに専門業者に依頼してください。, シリンダーをオーバーホールする方法をご紹介してきましたが、手順はご理解いただけましたでしょうか。, シリンダーのシール交換は事前に交換用の部品を準備し、作業手順を把握していればスムーズに行えます。, 過度な力を加えると破損や曲がりの原因となるので、ロットを抜く際やヘッドカバー、ピストンを抜く際は水平に保つことがポイントです。, シールなどの部品を取り付ける際は似たような種類やサイズのものが多いことから、混同しないように取り付ける順番に並べておくといいでしょう。, このようにいくつかのポイントを知っているだけで、シリンダーのオーバーホールは思っている以上に簡単に行うことが出来ます。オイル漏れを事前に防ぐためにも、定期的にチェックすることをおすすめします。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。.