年金分割は、離婚した高齢女性が経済的に困窮する場合が多いという状況を踏まえ、女性の年金の増加を図る目的で創設された制度で平成19年4月に運用が始まりました。 年金分割には「離婚分割(合意分割)」と「3号分割」の2種類がある. 年金をいくらもらえるかご存知でしょうか。「共働きだから年金も2倍もらえる」「共働きで今は大変だけど、老後は夫婦で厚生年金がもらえるから大丈夫!」と考えているかたは、もしかしたら危険かもしれません。今回は、知らないと損する「共働き夫婦の年金のこと」についてご紹介します。 共働き夫婦の離婚|財産分与の基本的な考え方、共働きの場合の財産分与方法(財産分与の対象・割合)、共働きにおける財産分与の注意点(妻の財産も分与対象、相手が財産を隠す、相手が財産を使い込む、収入格差、夫婦別会計、年金分割)、財産分与の進め方(話し合い、離婚調停、離婚訴訟) 離婚時における年金の分割制度について. 厚生年金制度(平成27å¹´10月1日前の共済年金制度を含みます)に加入されている方、または加入されていた方が離婚等をした場合に、年金に係る標準報酬等を当事者間で分割することができる制度(離婚時における年金分割制度)が設けられています。 夫の受け取る老齢厚生年金は月12万円で、妻は8万円だった場合、その差額である4万円(12万円-8万円)、これに3/4(専業主婦の30年間÷年金加入期間40年)を掛けた3万円が分割の対象となります。 離婚の財産分与。計算してしっかり年金分割 離婚する際には、慰謝料請求や財産分与などお金に関する様々な手続きを話し合って解決しなければなりません。そして、財産分与といえば忘れてはならないのが「年金分割」制度です。特に熟年離婚の方にとっては切実な問題です。 分割(専業主婦など)がありますが、共働き夫婦が夫の年金を分割する時には、合意分割のみ適用となります。 年金分割は、「婚姻期間中の夫婦の厚生年金の標準報酬の記録」を分割する制度です。分割されるのは記録だけなので、実際に支給される年金の一部がもう一方へ分けられるというわけではありません。年金分割には3号分割と合意分割の2種類があり、この記事ではそれぞれの手続方法についてわかりやすく解説しています。 離婚時の年金分割とは、将来受け取る年金の受給額の按分を意味するのではなく . そもそも夫婦でいた場合の金額が25万円弱、余裕のある夫婦生活では35万円弱必要と試算される中これにも満ちていないのですから、離婚して半額になったときに離婚後の生活費に十分な金額であるはずがないことはおわかりいただけるかと思います。 (1)2人で住むより1人で住むのは非効率. そこで、 熟年離婚の際に必要となる財産分与や年金分割 ... 熟年離婚では、年金や退職金などの財産分与、慰謝料で動くお金は大きいという特徴があります。 離婚前に準備を整えて少しでも多くのお金を受け取れるようにすれば、離婚後の生活の不安を解消できます。 しかし、財産分与や慰謝料を少しでも多く貰うためには、相場も参考にしつつ過去の判例やご家庭� 5.1 相手に知られずに年金分割の計算はできますか? 5.2 夫婦が合意していれば按分割合の上限は何パーセントでも可能ですか? 6 年金分割の複雑な計算や交渉は弁護士へお任せください; 制度により年金分割の計算が異なる. また、合意分割と3号分割の請求は別々に行う必要があり、これらは離婚後2年が経過すると請求することができなくなります。早めに準備して忘れずに手続きをしましょう。, 分割の請求期限は、合意分割、3号分割ともに離婚成立時から2年以内!早めに手続きを。, 合意分割の場合には、必要事項を記入した標準報酬改定請求書、年金手帳、夫婦の戸籍謄本の他に、夫婦間で取り決めた年金分割の内容を記載した合意書を提出する必要があります。 【fp執筆】老後の資金としてまず確保しておきたいのが年金です。サラリーマン家庭で夫の方が妻よりも収入が多い場合、妻は離婚時に年金分割を受けることにより、将来の年金受取額を増やせます。 本記事では年金分割のしくみについて、専業主婦と共働き夫婦の違いまでわかりやすく説明します。年金分割の手続きの大まかな流れについても知っておきましょう。 離婚時における年金の分割制度について. 情報通知書は、年金事務所で入手することができます。 この調停または審判の申し立ては、離婚した日の翌日から起算して2年を経過した場合には申し立てをすることができなくなってしまいますので、注意してください。 体的な金額が分かりにくかったりします。そのため、今回は、実際の数字をあてはめつつ、ご説明したいと思います。 現在の離婚では離婚時に年金記録を夫婦で分割することができますが、実際問題いくらくらい自分の年金は増えるのでしょうか?その相場は?離婚のプロでもある私も、度々これについて質問をもらいます。そこで今回は、離婚による年金分割の相場についてお伝えします。 被保険者資格を喪失し、事実婚関係が解消したと認められるとき 夫の老齢厚生年金が月12万円、妻が月4万円だったとすると、その差額8万円のうちの1/4を掛けた2万円をまず分割します。, そして、専業主婦だった期間の分について、夫の年金12万円の1/2(専業主婦の期間20年÷年金加入期間40年)である6万円を分割します。, 分割対象となるのは、2万円+6万円=8万円で、最大その半分である4万円が妻が夫に請求できる年金金額となります。, 年金分割を行うためには、合意分割も3号分割も、離婚後の手続きが必要です。申請は、年金事務所で行いますが、話し合いで分割の割合を取り決める前に「情報通知書」を入手しましょう。そして、合意できない場合には、調停を申し立てましょう。, 合意分割の場合には、まず年金分割のための情報通知書を入手しましょう。 平成19年から始まった離婚時の年金分割について、気になる金額や計算方法をまとめてみました。「離婚しても相手の年金の半分もらえる」という認識を持ったままでいるのは危険すぎます。実際に分割されるのは金額ではなく・・・ 年金分割を受けられるのは、専業主婦だけではなく、共働きの夫婦であっても、離婚時の年金分割の対象となるそうです。 そもそも『 年金分割 』を知らない方もいらっしゃるかと思いますので、年金分割について簡単にまとめてみました。 ・収入印紙1200円分(審判申立ての場合は、別途確定証明申請手数料として収入印紙150円分が必要) 結婚中に夫婦共働きであったのであれば、夫・妻それぞれが所属する企業の社会保険に加入していたと思います。 ご予約・お問い合わせは tel. 2、年金分割は離婚後のあてにならない . 公務員同士で共働きの夫婦ですが、離婚を考えています。新しい年金制度になってからの離婚になると思いますがその場合、妻も公務員で年金がある場合でも夫である私の年金の半分が妻に行くのでしょうか?年金のことにはほとんど無知なので 年金分割(ねんきんぶんかつ)とは、夫婦が納めた厚生年金保険料を離婚時に分割し、保険料に応じた年金の給付を受けることですが、年金分割を請求された側は拒否できるのでしょうか。. 専業主婦や年収の少ない方が、将来相手が受け取る年金の一部を分割することができます。, 「年金分割制度」というと、「専業主婦であった人のために年金を分割する制度」というイメージを持つ人が多いようですが、共働き夫婦でも、年金分割をすることができます。 4.2 夫婦共働きの場合; 5 年金分割の計算に関するq&a. All rights reserved. 年金分割とは、離婚する際、夫婦が加入していた厚生年金の保険料給付実績のうち、報酬比例部分(基礎年金部分は対象外とされています)について、多い方(多くは夫)から少ない方(多くは妻)へ分割する制度です。, 年金分割について、「分割を受けるとお金をもらえる」などと誤解をされている方がいらっしゃいます。, したがって、年金分割によって、将来、分轄を受けた方は国から支給される年金の額が増えますが、分轄したらすぐに相手方からお金をもらえる制度ではありません。, 年金分割の理解が難しいは、日本の年金制度の仕組みが複雑だからということがあげられます。, また、年金分割によって、具体的に将来どの程度年金が増減するのか、年金制度に精通した弁護士でなければ判断が難しいと思われます。, 年金分割を請求すると、相手方は、50パーセントも分割されることに対して納得がいかず、協議が難航する傾向にあります。, これは、離婚という状況下において、相互の不信感があることが影響していると考えられます。, また、年金分割の場合、制度について理解できておらず、「自分の年金だけ分割される」「結婚前の分も分割される」などと誤解されている方もいるからだと思われます。, 年金分割について制度を正しく理解し、かつ、相手方が分割に応じてくれたとしても、実際に年金分割を行うのは、素人の方には難しいという問題があります。, 年金分割を単独で行う場合、年金分割の合意については公正証書(私文書の認証が通常)や調停調書などが必要となります。, また、年金事務所での手続も必要となります。そのため、専門家以外では手続が面倒と感じることが多いと思われます。, 年金分割においては、次にご紹介するコツを踏まえて進めていかれると、素人の方でもうまくいく可能性があります。, 年金分割は、上記のとおり、具体的な増減について調査することは難しい傾向があります。, 素人の方でも、年金の増減を調査する方法として、お勧めは「年金事務所に行って、年金分割の結果をシミュレーションしてもらうこと」です。, これを行うと、年金分割の前と後とで、受給できる年金額がどの程度変化するのかを把握することが可能です。, そのため、年金の受給年齢まで長期間がある場合、上記の方法で、年金の増減を調査しても、仮定のものとなります。, すなわち、将来的に制度が変更されると、受給額も変更される可能性があることは押さえておく必要があるでしょう。, 相手方との交渉が難しい場合でも、3号分割であれば、相手方の同意なく、手続を一人で進めることが可能です。, ただし、3号分割を利用できるのは、第3号被保険者(第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者で、年収が130万円未満の人のこと)に限定されます。, また、利用できたとしても、対象となる期間は平成20年4月以降の分に限られます。それより前に結婚されている場合、一部しか年金分割できないこととなります。, 相手方が年金分割に応じてくれたとしても、公証役場で年金分割の私文書の認証を受ける必要があります。, なお、年金分割の方法としては、私文書の認証の他に、年金分割の公正証書を作成する方法もありますが、私文書の認証の方が費用が安いので、通常は後者を利用します。, 当事務所のホームページには、年金分割についてお悩みの方のために、合意書の書式を無料でダウンロードできるようにしています。 年金分割(ねんきんぶんかつ)とは、夫婦が納めた厚生年金保険料を離婚時に分割し、保険料に応じた年金の給付を受けることですが、年金分割を請求された側は拒否できるのでしょうか。. 離婚時の年金分割で年金を獲得することができれば、老後の生活が安定します。そういった意味で、年金分割の制度は非常に有効な制度といえます。とはいえ、年金分割の制度には複雑な要素が多く、少し分かりにくい制度になってしまっているのが実情です。今回は年金分割について書きました。ご参考頂ければ嬉しいです。 分割の割合は、この按分割合の範囲内で決めなければなりませんので、まずはこの額を確認しましょう。 共働きの場合の離婚時年金分割. たとえば、共働きでも夫の報酬が妻より多い時には、妻は夫の年金を分割することができます。, 共働き夫婦の年金分割についてご説明する前に、年金分割の制度についてご紹介していきましょう。 そこで、年金分割を行う場合には、離婚協議書や公正証書を作成する際に、年金分割に合意したという内容と按分割合の取り決めを記載して、年金事務所に提出するのがよいでしょう。, 話し合いで年金分割の合意ができずに、調停で年金分割が決まった場合には、合意文書に変えて、調停調書または審判調書の謄本を提出します。, 合意分割の申請手続きは、原則として夫婦そろって年金事務所に出向いて行わなければなりませんが、公正証書や裁判所が作成した調停調書または審判調書の謄本がある場合には、どちらか一方でも手続きをすることができます。, なお、婚姻期間時には共働きだったものの、その後専業主婦になった場合などは、合意分割と3号分割の請求を別々に行う必要があります。3号分割の場合には合意の必要性がないので、標準報酬改定請求書、年金手帳、夫婦の戸籍謄本があればOKです。, 手続きについて不明な点がある場合には、早めに年金事務所で質問すればサポートしてくれますが、年金事務所は連日大変混雑しています。あらかじめ年金事務所に問い合わせ、早めに予約をしておくことをおすすめします。, 離婚時年金分割制度の分割割合について、夫婦間の話合いがまとまらない場合や相手が話し合いに応じないなどの事情がある場合には、家庭裁判所に「年金分割の割合を定める調停または審判」の申し立てをすることができます。 3号分割とは、夫婦のどちらかが専業主婦(夫)などの第3号被保険者のみを対象としたもので、話し合いなく自動的に、夫の厚生年金の2分の1を受け取ることができるというものです。この3号分割が適用されるのは、第3号被保険者(第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者で、年収が130万円未満の人に限定されます。したがって、共働き夫婦の場合には、この3号分割の制度が利用できない可能性があります。 ・連絡用の郵便切手(申し立てされる家庭裁判所へ確認してください), 年金分割の割合を定める調停の申立書については、以下の記載事例を参考にしてください。, 以上、共働き夫婦の年金分割についてご紹介しました。 離婚すると財産だけでなく年金も分割することができます。この記事で共働きの場合の合意分割、専業主婦の場合の3号分割の仕組みや手続き方法、具体的にいくらくらい分割されるのかを学びましょう。 この情報通知書には、按分割合(標準報酬総額に対する受け取る側の持分)の上限(1/2)と下減が記載されています。 当事務所には、年金分割について、たくさんのご相談が寄せられています。 ここでは、現場の離婚弁護士が実際によく受けている年金分割の相談例をご紹介いたします。 ①制度が理解できません 年金分割の対象となるのは,公的年金のうち,厚生年金と旧共済年金です(平成27年10月に,旧共済年金が厚生年金に一元化されました)。 婚姻期間中,配偶者が,ずっと国民年金だけに加入していて,厚生年金・旧共済年金に入っていない(自営業,非正規雇用,小規模個人事業に雇われていた場合 … Q 共働きの夫婦ですが,離婚することになりました。夫婦とも厚生年金に加入しています。婚姻中の厚生年金を合意分割する予定ですが,年金分割請求をしたら,自分の年金も分割されることになるのでしょうか。夫の分だけや妻の分だけを分割することはできるのでしょうか? A イメージとしては,双方の年金記録を足して2分の1 離婚分割は、2007å¹´4月に導入された制度で、婚姻期間中に会社員の夫が納めた保険料に相当する老齢厚生年金の一部を、妻名義の年金として受給できるようにしたものです(共働きで、妻が会社員の場合も離婚分割は可能)。 婚姻中の厚生年金を離婚時に夫婦で分割する制度のことを年金分割制度といいます。ここでは、専業主婦だった女性が離婚もらえる年金はいくら?離婚後に加入できる年金の種類、年金の上で離婚は得になるのか、について詳しくご紹介していきます。 離婚分割は、2007年4月に導入された制度で、婚姻期間中に会社員の夫が納めた保険料に相当する老齢厚生年金の一部を、妻名義の年金として受給できるようにしたものです(共働きで、妻が会社員の場合も離婚分割は可能)。 離婚時の年金分割 ... 結婚生活中に共働きから専業主婦になった場合 . 結婚当初は夫婦のどちらも第2号被保険者だったが、途中から夫(妻)が自営業者になり、妻が第1号被保険者になった場合。この場合は、第2号被保険者の時の対象期間標準報酬額をみて、分割の割合を決めることができます。 まとめ. 年金分割制度は、専業主婦のための制度ではなく、夫の報酬が妻より多い時には分割の対象となりますし、妻がパートで国民年金加入者で会った場合には、夫の厚生年金だけが年金分割の対象となり分割請求することができます。, 年金分割の計算は分かりにくいところが多いと思いますが、離婚成立から2年以内に請求する必要がありますので、不明点があれば、弁護士や年金事務所に質問して早めに手続きを行うようにしてください。.