映画akiraの感想、あらすじです。何かの間違いで順番が狂ってアメーバみたいのものが人間みたいな力を持つことになったら、アメーバは家や橋を作ってはくれない。自分の周りのエサを食いつぶすだけ。 最後のセリフ「いつかは私たちにも」「もう始まっているからね」の意味とは? 元スレ. アニメ 解説. もう始まっている、もう止まらない「akira」 結末 . ブログを報告する, 「AKIRA/アキラ」感想 この映画が地上波ゴールデンで放送されない7つの理由 - アノ映画日和. 映画の感想ブログです。基本的にその映画が観たくなるように、ということを意識して記事を書きたいと思っています。, タカシ、マサル、キヨコが祈り、やがてアキラの神経標本を収めたガラス瓶が割れる。そして、アキラがそこに現れます。幽霊のように半透明で、内部の神経系が見えている姿です。, 「やあ、アキラくん」と子供たちはアキラを迎え、そしてアキラは1988年以来、2度目の力の発現へと向かいます。, アキラは死んでいて、スライスされた神経標本に過ぎないのに、どうしてナンバーズの呼びかけに応じて姿を現したのか?, つまり、真に本質的な存在は「力」であって、肉体はその容れ物に過ぎないということですね。, 常識的な考え方では、まず、肉体がある。脳があって、脳の機能として超能力がある、という考え方になると思います。, それは、現在の科学ではわからない。脳を解剖したり、その仕組みを解析したりしても、体を操縦するコンピュータとしての機能は理解できても、クオリアを伴って世界を体験している主体としての主観的な意識がどこからどうやって生じるのかは、わからない。, 意識が脳から生じているとするのも、肉体とは別に独立する「魂」と呼ぶべき存在があるとするのも、わからなさにおいて、変わらない。, 1988年の発現の後、アキラの肉体は細切れにされ、脳や神経も薄切りの標本にされてしまった。, それでも、アキラという存在の本質である「力」を消し去ってしまうことはできなかった。「力」は肉体とは独立した存在として、脳神経標本の中に残った。, あるいは、「力」は別次元に移行したのかもしれない。映画の最後に鉄雄やナンバーズが消えたり、原作で金田が一定期間この世から消えるように。それでも、脳神経標本のある位置を座標として、この世界とのつながりをいまだに保っているのかもしれません。, 解剖や実験の途中で、危うくまた発現が起こりそうになる…というニアミスがあったのかもしれない。だから科学者たちは恐れ、「自ら開けた恐怖の穴を慌てて塞ぎ」、アキラを絶対零度のカプセルに封印した…。, そう考えないと、標本であるアキラがいまだこれほど厳重に封印され、莫大な予算を使って警戒されていることが説明できないでしょう。, カルマ・タンギ師は、鉄雄に「力がお前という束縛から逃げ出そうとしている」と言っていました。, 今のアキラは、その状態…力が肉体という束縛から脱出し、ただし鉄雄のように暴走することもなく、安定して眠りにつき、それ自体で存在している状態…なのではないかな。, ナンバーズたちは、祈る…というか精神的にアクセスすることで、標本の中に存在しているアキラを目覚めさせた。, そして、一旦目覚めたならば、今のアキラは容れ物のない状態。力がそのままむき出しになった状態です。, 金田も救おうとしますが、彼は自ら鉄雄の中へと飛び込んでしまいます。苦しみ、助けを求める鉄雄を救うために。, タカシが「あの人は関係ないもの」と言って、ナンバーズは金田を救うためにあとを追っていくことになります。, 「中に入ったらもう、僕たちの力では出てこれないよ」「でも、3人でやればできるかも」, 金田は鉄雄の発現した光球の中で、鉄雄の記憶を見ます。鉄雄が肉体という枠を失い、その意識が外側に拡張されてしまっている状態ですね。金田はそれを「経験」しているわけです。, 金田はまた、キヨコやタカシ、マサル、アキラがともに暮らしている研究所の光景を見ます。これは、鉄雄の記憶ではない。アキラの記憶であるはずですね。, 金田や鉄雄と同様に、キヨコ、タカシ、マサル、アキラも孤児なのだろうと思われます。そうでなければ、実験台にされることはなかったでしょうから。, 鉄雄が力を扱いきれず、地球を滅ぼしてしまうような状況を避けるため、ナンバーズの子供たちはアキラの「力」を呼び出した。, それと同時に、閉じ込められていたアキラも解放され、自由になるということ。ナンバーズたちは大佐に協力的であるようですが、彼らは政府の犠牲者という側面もありますからね。, ラボを出ては生きていけないから、大佐やドクターに協力するしかないけれど、でも内心ではそれは本意ではなかったはずです。, 同じ境遇の鉄雄に優しく接する金田、そんな金田に憧れ慕う鉄雄。しかし、そこには一方的な力関係が最初からあって、鉄雄にとっては心の底でコンプレックスを溜め込むもとになっていた。, 原作では、金田は「俺はただ、あの時、友達になろうと思ったんだ」と言っています。金田も金田で、不器用なんですよね。ついつい、意気がってしまう。, スペシャルパターンをモニターするドクターは、「これではまるで…宇宙が誕生したというのか…」と言って、崩壊する壁に潰されてしまいます。, 原作で、ネオ東京におけるアキラの発現を研究する米軍艦上の研究者たちは、発生直後のスペクトル分布を見て「言うてみればリトル・ビッグ・バンちゅうところかね…」と言っています。, アキラの力の発現とは、ビッグバン=宇宙の誕生と同等の現象である、というのが、ここで示唆されていることです。, 我々の宇宙の中でもう一つの宇宙が誕生したら、我々の宇宙は破壊されてしまいそうですが(そしてたぶん大佐や科学者たちが恐れたのはそのような事態なのだと思いますが)、1988年においては、また原作の3巻での発現時においては、アキラの爆発はやがて収縮に転じたようです。, ビッグバンに値する力の爆発を、しかし収縮に転じさせて、どこか別次元に送り込むことができる。それがアキラの特有の力なのではないかと思われます。, 「『力』を発揮し流れを止める…再び開放したとき流れはその速度を倍加させながら元の状態へと戻る」, 「ひとつの大きな力が解放された……それが究極の状態を目指して宇宙の大きな流れとなったのだ」, 遥かな過去に解放され、究極の状態を目指して宇宙の大きな流れとなった「ひとつの大きな力」、これは我々の宇宙のビッグバンであると言えます。, そのビッグバンの力は分散されましたが、しかしその力の「種」は宇宙の構成要素の中に含まれ、生き続けている。, 「進化のエネルギー」は「ビッグバンのエネルギー」であり、水にも空気にも宇宙の塵にも、我々自身の内部にも、残っている。, アキラや鉄雄の「力」は、この「種」が発芽し、宇宙全体の大きな力の流れを「押しとどめようと」したり、「再び開放」したりすることが出来るようになった状態。, その時、「力」はビッグバンから現在まで続く「流れ」の方向を変える、「人類の進化に曲折をもたらす」ことが出来るということ。, アキラや鉄雄の「力」はビッグバンのエネルギーだから、その発現はビッグバンとして観測され、そしてそれは実際に宇宙の誕生なわけです。, 鉄雄の力は極限に達して爆発し、ビッグバンを起こした。そして、ナンバーズの子供たちが呼び戻したアキラが、鉄雄の起こしたビッグバンを別次元へと送り込んだ。, 鉄雄はナンバーズの子供たちを呑み込んだまま、別次元に移行して、そこで我々の宇宙とは異なる別の宇宙となった…, 鉄雄であり、鉄雄が姿を変えた「新しい宇宙」。アキラによって別次元に送り込まれ、金田の目には極小の世界に見える光の粒となって、そして消える…。, それを掴んだ金田の体が光る。鉄雄の「新しい宇宙」が、金田の体の一部になったように見えます。, 連想するのは、「海獣の子供」のクライマックス。「誕生祭」の結果、少年「海」が無数の星や星雲となって消え、少女「琉花」がその星のひとかけらを掴み、食べてしまうシーン。, 人は宇宙になり、宇宙は人の中にある。どちらの作品でも、描かれているのはそういうことですね。, 人類の進化に曲折をもたらし、我々自身が未来を選択するということ。ネオ東京の混沌が象徴する「人類の行き詰まり、滅亡」を回避し、新たな進化へ向かっていくこと。, 鉄雄の(そしてアキラの、ナンバーズの)力を取り込んで体の一部にした金田も、きっと未来を選択する力を孕んでいるに違いない。, 「宇宙はどうやって誕生したのか」「宇宙が誕生する前には何があったのか」って究極の疑問で、SF的な思索を突き詰めていくと誰もがやがて行き当たるテーマなんだと思います。, 想像力で世界を紡ぎ出す作家は、やっぱりそんな究極の疑問に、自分なりの答えを構築してみたくなるもので。, それが手塚治虫の「火の鳥・未来編」だったり、「AKIRA」だったりするのでしょうね。, 究極の疑問を考えていくと、むしろ逆の発想で、我々自身のこの宇宙の中で次の宇宙が誕生するとか、ミクロの世界で宇宙が生じるとかっていう発想が出てくる。, そこから、宇宙の中にまた宇宙があって、その中にまた…という無限の入れ子構造の宇宙が見えてくる。, それにしても、「じゃあ最初の宇宙はどうやって?」という疑問が出てくるんだけど、そこはぐるっと円環にして、最初の宇宙は最後の宇宙から生まれるとすれば、自己完結する、永遠に続く閉じた宇宙像が完成します。, 答えのある問いじゃないですけどね。もっともらしい思索で遊ぶのは楽しい。「AKIRA」も、そういう考える楽しみに満ちた作品と言えますね。, 「AKIRA」 ネタバレ解説4 アキラの復活と覚醒、力とは何か、宇宙の誕生 | MOJIの映画レビュー, AKIRA 4Kリマスターセット (4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc) (特装限定版), 【Amazon.co.jp限定】AKIRA 4Kリマスターセット (4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray) (特装限定版) (B2復刻ポスター付). !」と言い残してバイクで走り去る。, 廃墟の谷間をバイクで疾走する金田とケイを、山形と鉄雄の幻が追い越してゆき、崩壊したネオ東京が蘇るビジョンと共に物語は終わる。, メインキャラクターの名前のいくつかは『鉄人28号』のオマージュであることが明らかにされている。これは『鉄人28号』の主人公である「金田正太郎」、鉄人28号を開発した敷島博士の息子「敷島鉄雄」から取られた「島鉄雄」などに現れている[9]。原作、アニメ映画版、ゲーム版で設定に多少の差異がある。, 作中、主人公の金田が操る「金田のバイク」を始めとする個性的なバイクは、カウルからフレームレイアウトに至るまでのセミ・イージーオーダーシステムが主流となったことによるもので、そのスタイリングは、現代で言うレーサーレプリカ風のバイクや、ビッグスクーター風のものなど多様であり、同じものは2つとしてない。, 車輪内に組み込まれた常温超伝導モーターによる両輪駆動を実現し、電力はガソリンエンジンによる発電(アニメ映画版冒頭で鉄雄が押し掛けし、原作では金田が薬物を燃料タンクに隠している)。また、ボディのあちこちに貼られたステッカーは、1980年代回顧ブームによる流行である。, ただ、ジョーカーが乗る大型のアメリカンは、彼の趣味で現在と同じガソリンエンジンの後輪駆動車で、大きなマフラーが何本も伸びている[10]。映画冒頭の金田とジョーカーのチキンレースシーンでは、金田のバイクのモーター音とジョーカーのバイクの排気音が対比して描かれる。, アニメ映画版の劇中でこのバイクへの興味を募らせる鉄雄によると、金田のバイクのスペックは「セラミックツーローターの両輪駆動」「コンピューター制御のアンチロックブレーキ(ABS)」「12,000回転の200馬力」。バックも可能で、さらにコンソールにはスピードメーターなどの他にナビゲートシステムも搭載されている。このうちABS、200馬力、バック、バイク用カーナビは現在の市販車で実現されている。, 盗品を改造したものであるらしく、扱いに不慣れな鉄雄はエンジン5,000回転以下でギアチェンジをしたことでエンストさせてしまった。, 赤一色で塗られた車体には「成田山」「Canon」「HONDA」「SHOEI」「Arai」「CITIZEN」等のステッカーが貼られている。後にアメリカのマクファーレントイズから発売された1/12スケールの金田のバイクには、CEOのトッド・マクファーレンのコミック会社「イメージ・コミックス」のキャラクター「スポーン」のロゴステッカーが貼られている。, 造形上、2人以上の搭乗は想定されていないように見えるが、原作では「80kg以下ならなんとか乗れる」と言いながら金田がリアカウルを外して荷台のような部分を露出させてケイを乗せている他、加筆されたラストシーンでは座席に金田とケイが体を密着させて搭乗しており、二人がより親密な関係になったことを表している。, アニメ映画版では鉄雄にとっての「力」、そして「金田への憧憬」の象徴として扱われており、それゆえに超能力に目覚めた鉄雄はバイクへの興味を失う。また、冒頭の暴走シーンでの印象的な走行に加え、鉄雄との最終決戦でも金田を乗せて活躍し、最終的にはカウルを破損しながらエンディングでも金田を乗せて走り続けた。, そのスタイルはもちろん、類似する構造のバイクすら原作公開の当時は存在していなかった。極端に長いホイールベースや、4輪のレーシングカーのように低いライディングポジション、フロントのハブセンター・ステアリング(フロントフォーク構造によらない前輪支持構造。ただし原作の雑誌掲載開始当初(1982年)にはカウルで覆われているために明確な描写はなく、ハブステアに類似した描写がなされるのは単行本5巻(1986年頃)からである)、車載コンピュータによるデジタルメーター(4輪では1976年のアストンマーティン・ラゴンダが世界初、バイクの液晶デジタル表示は1982年頃から)など、既存のいかなる車両にも当てはまらないデザインやスタイルで異彩を放っていた。, この未来的で前衛的なスタイルは漫画・アニメファンのみならず多くのカスタムバイク関係者の注目を集めた。, まず最初に、アニメーション映画公開に併せてモックアップモデル(計器類は動くが走らせることは不可能)が制作、東京モーターショーで展示される。同モックアップはカスタムバイクメーカー「ホワイトハウス」によって、アニメ映画公開に併せてタイアップしていたタイトーのスポンサードで制作された。当初、作画側から割り出したリアタイヤ径が21インチとされたが、そのような寸法のタイヤが存在しなかったため微妙に縮小されている。革ジャンメーカー「カドヤ」の提供したジャケットを着たモデルとの撮影も行われていたが、そのような事情からモデルには金田の設定よりも少し小柄な女性が担当した。その後、日本国外での公開で行方不明となっている。, 250ccの市販アメリカンバイクをベースとして、同車の雰囲気を持つカスタムバイクも開発・発売された。この車両は保安基準を満たしているため、ナンバーを取得すれば公道走行も可能である。, さらにこのバイクをモチーフにした「電動バイク」がベンチャー企業によって製作された。量産化の記事が2006年のバイク専門誌に掲載されたが、リアのアルミニウム削り出しのモーターハウジングは一品モノであり、製作単価は数百万円に上った。2007年には資本提携していた企業との関係解消などの報道もあり、その後の開発の進展の音沙汰は無い。, ホンダのスクーター「リード」をベースとしたカスタムバイクもある。ベース車両は50ccと90ccが選択できるが、2ストロークエンジンであるため生産が終了しており、ベース車両は中古とならざるを得ない。, スズキからも、同車の雰囲気を持つバイクが開発され、2003年の東京モーターショーで展示された。, 2004年4月には同スケール実動モデルが製作された。流石にアニメ版の常温超伝導デュアルパワー電動バイクとまではいかないものの(エンジンは249ccから998ccの単気筒から4気筒までの既存エンジンからユーザーが選択する方式を採っている。既にオーダーは受付終了)、実走可能なフルカスタムバイク(実際にナンバーを取得して公道をテスト走行している)が開発中である。なお同車は作者の原作・アニメ版監督の大友や講談社の「公認」を得ているとしている。, ホンダの250ccスクーター「FUSION」をベースにした、カスタムコンプリートバイクが「才谷屋Factory」から販売されていた。また、バイク本体を含まない外装キットのみの販売もあった。, 後述のようにアメリカでの映画化が滞る中、アンブリン・パートナーズとして製作された2018年公開のスピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー1』ではヴァーチャルなゲーム世界において登場人物の一人・アルテミスが操るマシンとして、CGIで描かれた金田のバイク(作中でも「Kaneda's bike from AKIRA」と呼称)が登場し、外観の差異はあるものの部分的な実写化が達成された。, 単行本は週刊誌と同じ大判サイズで小口への色付けを施すなど、凝った装丁になっている。日本国外ではアメリカンコミックのスタッフが着色した外国語版が流通しており、これを日本語に逆翻訳したものが『オールカラー国際版AKIRA(以下、国際版)』『総天然色AKIRA』として日本で発売された。, 日本で単行本4巻が刊行された後にアニメ映画版の制作が開始され、原作漫画の連載は長期間休載となった。5巻の刊行までに実に3年間を要したが、映画の世界的ヒットにより発売された『国際版』には当時日本では未発売だった5巻の前半に相当する話が掲載されていた。『国際版』は1巻分の収録話が日本の単行本よりも少なかったため、日本で5巻として発売するには不足していた話数でも刊行可能であったためである。, 4巻の巻末には「5巻が最終巻である」と告知されていたが、連載再開後は長期にわたり精力的に連載が継続されたため、結局5巻と6巻に分けられ、6巻が最終巻となった。, 連載当時の最終回は、アキラたちが消え去った後、金田とケイがビルの上で朝日を見つめるシーンで終わるが、先述のとおり単行本では大幅に加筆修正され、後日談が追加された。, 大東京帝国を金田や甲斐、ケイたちが受け継ぎ、外国の軍隊に対しアキラが金田たちの中で生存していることを宣告。生き残っていた大佐や、山形、鉄雄も一瞬ながら登場、さらに崩壊したはずのネオ東京が元の姿へと戻ってゆく幕切れとなっている。, まだ原作が連載中(4巻まで)の制作であったため、大友が自ら映画上映用に描き下ろした絵コンテをベースに、原作で言う3巻前後までの展開(鉄雄暴走・アキラ復活・ネオ東京の崩壊)の後、映画独自のラストに帰結する形でまとめられている。一方、クライマックスでの展開には原作のラストに通じる要素も多く含まれている。, 映画製作費に、当時の日本のアニメーション映画としては破格の10億円[11]をかけ、70mmプリント・総セル画枚数約15万枚を使用。アフレコではなくプレスコを採用して、会話のアニメートもできるだけ自然に見えるように作画(通常リミテッドアニメーションでの人物の口の動きは3種類であるが、この作品では、日本語の母音数と同じ5種類で描かれている)、ドクターの使用する波形センサーの動きは、当時ほとんど採用例がなかった3DCGアニメーションとセル画の背景合成で再現するなど、贅沢な制作体制を取った。, 同年12月のビデオ化にあたっては大友が自ら200ものカットに手を加え、さらに1億円[11]の巨額を投じ、撮影や音響を向上させた国際映画祭参加版としてリリース。スタッフやキャストの表記を全て英語に置き換え、ハリウッド・リポーター選出の「大人向けアニメ映画ベスト10」において4位にランクイン[13] するなど絶大な人気を集めると共に、その後の大人向けアニメの先鞭をつける形となった。, 劇伴は芸能山城組が担当。ガムランやジェゴク、ケチャを使用した独特の楽曲は、劇伴の枠を超えた独自性を持ち、音楽面でも高い評価を得た。, 2019年、新アニメプロジェクトの発表を受け、本作の4K画質によるリマスター版の制作を敢行。35mmマスターポジフィルムから変換し、画質の向上に加えて山城祥二の指揮のもとに5.1ch音源のリミックスを実施。IMAXレーザーなどIMAXシアターが導入されている全国36館にて、2020年4月3日からリバイバル公開されている。, 1988年7月16日、関東地方で「新型爆弾」が炸裂し、第三次世界大戦が勃発。それから31年後、2019年の新首都「ネオ東京」では、反政府ゲリラと軍(アーミー)との衝突が続いていた。, 不良少年の金田は、山形・甲斐・鉄雄といった仲間と共に、オートバイでの暴走に明け暮れる日々を繰り返していた。ある日、暴走中に鉄雄がタカシと衝突したことで警察に捕えられ、金田は留置所で出会ったケイに一目惚れする。, 一方、事故をきっかけとして能力に目覚めた鉄雄は、同時に自我を肥大化させ、病院から脱走。見知らぬ少年の幻覚や幻聴に苛まれるようになり、怒りに任せて力を振るうようになっていく。そんな鉄雄を軍はアキラと並ぶ能力を秘めた実験体として管理下に置こうとするが、幼児期から金田に庇護されてきた鉄雄のコンプレックスを刺激するだけだった。鉄雄を止めるべくタカシらナンバーズも直接、あるいはケイを介して鉄雄との接触を試みるが拒絶される。, 金田はケイと共に、軍のラボに潜入して鉄雄を救おうとするが、暴走した鉄雄によって山形たちが殺されたことで、鉄雄との対決を決意する。, 鉄雄は軍や暴徒を退けて、導かれるように2020年の東京オリンピック会場でアキラの封印を解く。しかしそこにあったのは、分析のためにバラバラに分解され冷凍保存されたホルマリン漬けの臓器であった。駆けつけた金田が鉄雄との対決に敗れる一方、軍の敷島大佐が「SOL」(軌道レーザー衛星兵器)によるレーザー照射を実行。鉄雄はこれによって右腕を失うが、能力によって衛星軌道へ飛びSOLを破壊、墜落させる。鉄雄は右腕の代わりとして、瓦礫の破片を素材として義手を作り上げる。, 翌日、オリンピックスタジアムの玉座に座る鉄雄は、大佐の説得を拒否。この時鉄雄は、肥大する能力のコントロールを失いつつあり、その兆候は肉体にも現れはじめる。金田との最終決戦の末に制御不能となった鉄雄は膨張する肉と機械の塊のような怪物へと変貌を遂げる。真っ先に巻き込まれたカオリが目の前で絞め殺されるのを見た金田は辛くも脱出。暴走する鉄雄の肉塊がタカシ、キヨコ、マサルらナンバーズを飲み込もうとした瞬間、ついにアキラが覚醒する。アキラの力がネオ東京を破壊する中、鉄雄の救いを求める声に呼応するかのように金田やナンバーズも相次いでアキラの光へ飛び込む。, 金田はアキラの力に巻き込まれる中で、幼いころの鉄雄の記憶を見る。そしてナンバーズから、人々の間にもアキラの力の目覚めが始まっていることを知らされた金田。鉄雄はナンバーズとアキラによって別世界へ運ばれ、金田はケイの呼び声で元の世界へ引き戻される。, 夜が明け、スタジアムの瓦礫の山で辛うじて生き延びた金田・ケイ・甲斐は、廃墟の谷間をバイクで疾走、崩壊したネオ東京へ去っていった。, 1988年12月24日に、タイトーよりファミリーコンピュータ用ゲームソフトが発売された。, いわゆるコマンド総当たり式のアドベンチャーゲームで、シナリオ、プロデュースは大友本人が担当。ストーリーはアニメ映画版に基づいて構築されており、凝ったグラフィックや演出で、原作(アニメ)の雰囲気を再現している。また、間違った選択肢を選ぶとすぐにゲームオーバーになるなど難易度が高い[14]。, アニメ映画版を見ておかないと正しい選択肢を選ぶことが困難であったため、アニメ映画版に関するカルトクイズ的な意味合いもあった[14]。マルチエンディングシステムを採用し、バッドエンドも多数用意されているが、アキラの覚醒を金田が止めるといったアニメ映画版にはない展開や、大東京帝国の発足を匂わせるエンディングも見られる。, 『AKIRA PSYCHO BALL』(アキラ サイコボール)は、2002年2月21日にバンダイ(現:バンダイナムコエンターテインメント)より発売されたPlayStation 2用ピンボールゲーム。開発はカゼ。, アニメ映画版をモチーフにしたピンボール台が4台(うち1台は対戦プレイ用)あり、条件を満たすと台が変形・合体する。オープニングやマルチボール、ステージクリア時にはアニメ映画版のムービーが挿入される。, 1994 - 95年頃に日米発売計画があったものの中止。今もなお続く海外のコンピュータゲーム展示会・CES出展の際、開発中のプレイ画面がフリーズする致命的なバグが出ている[15]。2019年にプロトタイプROMがコレクターの手に渡り、シューティングパートやアクションパートと言った複数ジャンルを内包したゲーム内容が公開された。, 21世紀初頭から実写映画化に関する報道が出ていたが[16]、2019年5月にワーナー・ブラザースから製作が正式に発表され、この時点では監督にタイカ・ワイティティ、プロデューサーにレオナルド・ディカプリオ、アンドリュー・ラザー、ジェニファー・ダヴィッソンが就任。撮影はカリフォルニアで71日間に渡って行われ、2021年5月21日に全米公開予定とされていた。しかし同年7月に企画の無期限保留が発表され、公開予定などのスケジュールは全て撤回された[17]。, 2019年7月4日、ロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2019」で、新アニメプロジェクトの製作が発表された[30]。, 登場人物たちはみんな若者にしました。……ただ単に暴走して、つまんない世界にいる人間たちを主人公にして、東京の中のいろんな政治や、大きな秘密の中に触れながら、どうしようもない若者たちが少しは成長していくという話を作ったんです。